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膝関節
合併症

人工膝関節の材料やデザインの改良、手術技術の進歩によって成績が向上し、人工膝関節置換術による合併症は非常に少なくなりましたが、次のような合併症が起こることがあります。

(1) 感染
数%という低い発生率ですが、細菌感染により化膿が起こることがあります。骨の中に細菌が感染するとなかなか死滅させることができないため、関節を洗う手術をしたり、進行すると感染の起きた部分の骨が溶け、人工関節を取り出すこともあります。 また、手術直後に感染しても症状が現れず体力が低下したときなどに、感染の症状が表面に現れることがあります。ごくまれに手術後数年たってから感染が起こることがあります。

(2) 人工関節のゆるみ
細菌感染により骨の一部が溶けると、人工膝関節と骨との間にゆるみを生じることがあります。また、人工膝関節の超高分子ポリエチレンや金属の摩耗粉(まもうふん)が生じ、この摩耗粉を細胞が取り込んで炎症を起こしたり、摩耗粉が人工膝関節と骨の隙間に侵入し骨が溶解すると人工膝関節にゆるみが生じることがあり、場合によっては人工関節を入れ替える手術が必要になります。

(3) 人工関節の破損
くり返しの大きな衝撃が加わったり、人工関節がガタついたり、バランスよく荷重できなかった場合に超高分子ポリエチレンや金属が異常に摩耗したり破損することがあります。多くの摩耗粉が発生するので人工関節のゆるみも出ます。

(4) 深部静脈炎、血栓症と肺塞栓症
手術後、下肢の深部静脈に血栓が生じる深部静脈血栓症が起こり、脚がむくんだり痛みが出たりすることがあります。また、何らかの原因でこの血栓がはがれて血中に遊離すると、血液とともに流れて肺の血管に詰まる場合があります。これは肺塞栓症と呼ばれ、ときに命にかかわる重大な合併症です。
深部静脈炎や血栓症の予防のため、圧迫包帯や弾性ストッキングで下肢の静脈の血流障害を予防したり、血液の凝固をふせぐ薬剤を用いたり、脚を自動的にマッサージする器械を用いたり、早期に脚の運動を開始するなどの方法がとられます。


  このページは人工膝関節専門医による監修を受けています。
  ただし掲載されている情報はすべてではなく、症例は患者様一人ひとり違いますので、
  詳しくは信頼できる担当医に相談されることをおすすめします。


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